軽快な動作が魅力のウイルス対策ソフト
Rising Antivirusは、後発ながら軽快な動作と性能の高さが魅力的なウイルス対策ソフトです。ウイルスの監視・駆除性能の高さと動作の速さは、後発による知名度不足を補って余りあると言えます。軽快な動作は、ネットブックなどのあまりスペックの高くないPCでの利用にも向いています。
Rising Antivirusの機能は、PC常駐によるウイルス監視・駆除とディスクのスキャン（検査）により構成されています。初回起動時にはウィザード形式による設定メニューが表示され、スキャンや監視などの項目別に、3段階の防御レベル（Defence Level）を設定できます。常駐時を含めて動作は軽快で、セキュリティソフトがPCにインストールされていることを忘れてしまうほどです。また、ウイルス監視やスキャンの性能はVirus Bulletinなどのテスト機関でも高く評価され、安心して利用できるレベルにあります。
さらに特徴的な点としては、ウイルスの監視情報をリアルタイムに更新することが挙げられます。他のセキュリティソフトでは予め決められた間隔で「定義ファイル」をアップデートします。Rising Antivirusでは定義ファイルに相当する情報をインターネットの自社サーバーから常に入手し更新しています。切れ目の無い更新を行うことで新種のウイルスにも確実に対抗しよう、という狙いが伺えます。
Rising Antivirusはセキュリティソフトとしての歴史が浅く、他のセキュリティソフトと比べて知名度も高くありません。実際にはウイルス監視・駆除の性能に優れていますが、「セキュリティソフトは過去の実績が重要」という人にとっては不安に感じられるかもしれません。また、メニューはすべて英語で記載されていますので、英語に抵抗がある人には使いにくいかもしれません。
Rising Antivirusは、ウイルス対策性能の高さと動作の軽快さが特徴のウイルス対策ソフトです。セキュリティソフトの新しい選択肢として導入を検討してみては如何でしょうか。
